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カンプタール栽培地域

カンプタール(カンプ渓谷Kamptal)は1993年のワイン法改正により、ニーダーエースタライヒ州の第八栽培地域となり、ランゲンロイス(Langenlois)(畑園面積と言えば、オーストリアの最大町である)、シェーンベルク(Scho¨nberg)、レンゲンフェルト(Lengenfeld)、ハーダースドルフ・カッマーン(Hadersdorf-Kammern)、エツドルフ・ハイツェンドルフ(Etsdorf-Haitzendorf)とシュトラッス(Strass)の村町を含む。カンプ川がその渓谷をぬって流れているため、この名前がつけられた。3858ヘクタールという広大な地は、ブドウ畑であり、品種は90%白ブドウ。土壌の大部分はロームまたはレス土であり、グリューナー・フェルトリーナー、ミュラー・トゥルガウやツヴァイゲルトには理想的な条件であるが、原生岩(グリューナー・フェルトリーナー、リースリング)や粘土または砂利も少し残っている。年間降水量は約530ミリ、年間平均気温は9,2ーCであるため、気候面ではドナウ川周辺とほぼ同じ条件である。
ワイン地域のカンプタールの中心であるのは、世界中に最高級リースリング生産で知られたゼービンガー・ハイリゲンシュタイン畑(Z?binger Heiligenstein)である。その土壌は、風化した砂漠砂岩で、つまり粒の細かい砂岩や雲母的な粘板岩と火山の部分の混合物である。1280年の史料(ツヴェッテルZwettl修道院)によると、その畑は「地獄石」と呼ばれ、日光は地獄のように熱くなるという意味である。特に南方部分は高級ワインを産出する原成岩として知られている。
今までは、カンプタールは大きな熟成余地をもつリースリングまたはグリューナー・フェルトリーナーで有名であった。ここのグリューナー・フェルトリーナーこそはこの品種独特のすばらしい「ペッパー香」を持っている。しかし、最近は、ピノ・ブラン、ソヴィニョン・ブランやシャルドネ(Sonnhof, Chardonnay Barrique 1994: Vinitalyの世界チャンピオン!!)も好評であった。赤ブドウ栽培面積も次第に増加している。濃厚でコンパクトな構造であり、凝縮されたフルーティさやぴりっとした風味は、カンプタールのワインの特徴である。
ワイン愛好者のためには、ランゲンロイス町のウルシンハウス(Ursinhaus)がおすすめ。周辺ワイナリー70件からの200種類以上のワインの試飲と販売がされ、完璧なワインインフォメーションセンターである。しかし、カンプタールはワインだけではなく、美しい景観でも有名である。特にカンプ川の上流は豊かな自然やハイキングの名所で知られ、お城や修道院等の観光地は訪ねる人々の目を楽しませてくれる。
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