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エメリッヒ クノール〈Emmerich Knoll〉 生産地:オーストリア ニーダーエステライヒ ヴァッハウ ウンターロイベン 所有畑:15ha 生産葡萄品種:グリューナー・フェルトリーナー、リースリング、シャルドネ、 ゲルバー・ムスカテーラー、ブラウブルグンダー、リヴァーナ 生産量:年間14万本 【テロワール】 クノール家は家族経営のワイナリーで、ヴァッハウ渓谷のウンターロイベン村に位置しています。東のクレムスからヴァッハウ渓谷に入ってくると最初にある村がウンターロイベンです。ウンターロイベンはオーバーロイベンとともにデュルンシュタイン行政区に属しています。デュルンシュタインはヴァッハウで最も暖かい地域です。デュルンシュタインでは渓谷は非常に狭くなるため、クレムスからの暖かい空気の流れがここに溜まるのです。西側の方が気温は少々下がります。そのため、収穫が若干遅くなりますので、ブドウの酸とフィネッセが強くなります。あるいは、ヴァッハウの西側に位置するワイナリーは収穫を少し早めにして、力強いワインを生産しているところもあります。 【クノール歴史&造り手】 写真:次期後継者のエメリッヒ・クノール氏
クノールは200年という古い歴史を持つワイナリーです。現オーナーのエメリッヒ・クノールのこだわりの醸造技術は超伝統的な製法で精巧で独創性に富んだワインを造り、その製法はまるで高級腕時計職人のようだと言われています。現在は息子のエメリッヒ・クノールが後継者として活躍しています。
【畑】ワイン畑の面積は約15ヘクタールで、すべてデュルンシュタインにあります。その中で最も有名な畑はシュット(ロイベンおよびデュルンシュタイン)、ロイベンベルク(ロイベン)、ケラーベルク(デュルンシュタイン)およびクロイトレス(ロイベン)です。 シュットはグリューナー・フェルトリーナーとリースリングを栽培しています。ロイベンベルクも同様です。このシュットおよびロイベンベルクにおいては、可能な限りスマラクトのみを生産するようにしています。 一方、ケラーベルクではリースリングのみを栽培し、やはりスマラクトを中心に産出していますが、1996年にはフェーダーシュピールも作りました。ケラーベルグでのフェーダーシュピールは1996年が最後で、それ以来作っていません。 これに対し、クロイトレスの畑はグリューナー・フェルトリーナー栽培の中心的存在であり、ここでは、フェーダーシュピールおよび軽いスマラクトが作られています。また、「ヴィノテークフリュンク」用のグリューナー・フェルトリーナーもここで収穫されています。栽培品種のうちグリューナーとリースリングが90%を占め、その他は、イエロー・トラミナーおよびイエロー・ムスカテーラーがあります。 【醸造】 醸造工程では、木樽もステンレススチールも使用しています。スマラクトは主に木樽で熟成させ、フェーダーシュピールはスチールタンクですが、いつもそのように決まっているわけではなく、フェーダーシュピールでも大樽で熟す物もあれば、ステンレススチールで熟成させるスマラクトもあります。ワインに最適な方法をその都度選んでいます。スマラクトの瓶詰は遅く、7月および8月に行います。力強いワインにするためには熟成を少し長くする必要があると思っていますし、またクノールのワインスタイルから、他のワインより、さらに長い熟成期間が必要だからです。このようにして、スマラクトの販売は9月から始める一方、フェーダーシュピールはイースター(復活祭)の頃から販売します。
写真:クノールのセラー
【ワイン】 クノールが目指している高品質のヴァッハウワインは、グリューナー・フェルトリーナーを始め、さらに熟成する高いポテンシャルを持っています。飲んで頂くときには、どうぞデカンターに移して下さい。若いインであれ、熟成したワインであれ、デカンターに移して頂いて、十分、空気に触れさせて下さい。ヴァッハウの世界でも称賛されている赤ワインのみならず、白ワインも是非同じように、デカンターに移して頂ければと思います。 そして目を引くワインラベルにはワインの神様として崇められている「ハイリゲル・ウルバン」が描かれています。このラベルは1960年以降一度も変更される事なく、40年以上間使用されています。
写真:クノールのラベル |
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